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忙しい社長の思考とその対策3

忙しい社長の思考とその対策3

カレンダーを使って、1日、1週間単位のスケジュールが可視化できるようになりました。

今度はこれに優先順位を付けていきます。

前回のブログにも記載したスティーブン・R・コーヴィー氏の4つの領域を応用してさらにそれを数値化していきます。

洗い出された業務一つ一つに緊急度(0~10)と重要度(0~10)に数値化していきます。

数字が高いほど緊急度・重要度が高くなります。

目的や目標によってその数字は大きく変わると思いますが、
今回は現状を知るということが目的ですので、インスピレーションで数値化してもらってかまいません。

緊急度・重要度が可視化されることで、カレンダーでのスケジュール把握とはまた違ったとらえ方ができると思います。


振れるものは振り、捨てれるものは捨てる(断捨離)

コーヴィー氏は、緊急度が低く重要度が高いもの(第2領域)以外の時間はできるだけ少なくすることが大切であると言っています。

確かに、緊急度が低く重要度が低い(第4領域)ものは少なくすることにこしたことはありませんが、
緊急度が高く重要度も高い(第1領域)ものはすぐに減らすことは困難です。

第1領域は、自発的な行動というよりは対応を迫られるものが多く、
必ずやらなければならないことが多い傾向にあります。

そこで注意を向けてほしいところが、
「必ずやらなければならない」のだが、
それが「自分でなくてはならないのか、誰でもいいものなのか。」
というところです。

プレイングマネージャーはどうしても自分で抱えてしまいがちですが、
いかに相手に振れるかを意識するだけでも各領域に整理がついてきます。

最初は振るために勇気が必要だったり、一時的に生産性が落ちたりもしますが、
適正な人材に振ることで徐々に生産性が上がってきます。