経営者の右腕・左腕づくりの神髄1
会社や事業を拡大していくためには、経営者一人だけの力では限界があります。
自分が得意な分野において、そこに時間と手間を投資するうえでも、また自分が苦手な分野をどう補ってくれるかなど
どんな人が仲間になってくれるかはとても重要になってきます。
そこで今回は、5回にわたり「組織の仲間をどう作っていくか」
特に、経営者の右腕・左腕をいかに養成していくかをお伝えしていきます。
経営者の右腕・左腕とは?
よく「右腕・左腕」と言いますが、
「右腕」を辞書で調べると、「最も信頼し、頼りにしている部下」と出てきます。
経営者を脳としたらなら、利き腕である右腕(手)は自由に使えるということを
比喩したものと言えます。
では「左腕」はどういう意味でしょうか?
インターネットで検索しても、経営に関しての明確な意味は出てきません。
おそらく、右腕的な存在が複数いるということで、
「右腕・左腕」と表現していると思われます。
経営における左腕の定義
私は、「経営における左腕」は、
「会社を外部からサポート、チェックしてくれる人」と定義づけしています。
右利きにとって左腕は、右腕ほどうまくは使えませんが、
右腕を上手にサポートしてくれる存在です。
そして、両腕があることによってできることはかなり多くなります。
そういった意味では、経営における左腕とは、税理士・社会保険労務士などの
士業だったり、コンサルタントなどを表します。
経営者の左腕の探し方・育て方
皆さんは、税理士や社会保険労務士を探す際にどういうルートで探しますか?
・知り合いの紹介
・ホームーページ
・SNS(Facebook、Twitter)
この3つの方法によって探し出すことがほぼほぼなのではないでしょうか。
それでは、探し出した士業とどういう基準でお付き合いをしますか?
「ただ何となく」では、契約したは良いが、
「イメージしていたものと違った」
みたいな結果になることも少なくありません。
士業を選択する基準として4つほど取り上げるなら、
・従業員を雇っているか
・相手がターゲットとしている企業と自社がマッチしているか
・ベクトルが同じ方向を向いているか
・専門分野以外の知識と横の連携はどうか
ということでしょうか。
その人が仕事ができるかどうか以前に
ご自身と考え方や相性が合っているかが重要になってきます。
そういう意味では、恋愛や結婚に似ているのかもしれません。
それではこの3つについて
次回、一つ一つ具体的にお伝えしていきますね。